松本市・外壁塗装、屋根塗装 『土蔵 修繕工事』

query_builder 2022/04/02
外壁塗装
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こんにちは!

(有)コートシステム・ヒラヤの大島です。

松本市で外壁塗装、屋根塗装含め塗装全般に幅広く取り扱っております。



本日は、以前アップさせていただきました、松本市、PARCO近辺のとある有名飲食店様の店舗の外壁の一部塗装修繕工事についてです。



建家オーナー様よりご用命を頂き、今回は私共(有)コートシステム・ヒラヤが塗装修繕工事の施工に携わらせて頂くことになりました。



下見の段階では、建家の構造が土蔵造りであり、表面の白壁が(漆喰)浮き上がり剥がれかけていました。


数年前に有名な業者さんで塗り替えをした様ですが、長くは保ちませんでしたね。


前回の工事については、今回ここで触れる事は致しません。





今回の施工方法は、一度、土壁の土を掻き落とす事から始まります。

土蔵造りの構造物はクラックから雨水が入り、中の土が緩んでしまいます。


その緩んでしまった土壁は、表面的に、いくら塗装で化粧直しをしてみても、効果はありません。


補修の意味がないのです。


よって施工品質は保てません。


なので、土蔵の修繕工事には、時間と手間が、どうしてもかかってしまいます。



今回は、その緩んでしまった土壁を、訳40ミリほど掻き落として壊しました。


次に、残っている土壁に専用のプライマーを含浸させ、土を固めます。


次に、ラス網と言う、金網を壁に貼り付けます。

これは次から行うセメントモルタルの引っ掛かりを良くするためです。



ここから、セメントモルタルを3回に分けて塗りつけていきます。


3回に分ける理由は、一度に40ミリの厚みを持てせてしまうと、重さで、塗り付けたセメントモルタルが落ちてしまったり、セメント自体が割れてしまいます。


一度の厚みは約15ミリ程度で施工していきます。


数回に分けた壁作りが終わったら、数日、乾燥期間で養生します。


セメント自体が、よく乾燥硬化したら、次は塗装の準備です。


補修以外の壁は、塗装はしてあるものの、壁の材質は漆喰ですので、モルタルとは肌の質感が変わってしまいます。



素地調整を行い、壁の質感を統一させます。


ここまでの下処理をしてようやく塗装をかけられる段階まできました。



既存の壁と色の差が出ないように、調色をし塗装をしていきます。



塗料も、ターペンアクリル系の艶消し塗料ではなく、


ラジカル抑制艶消し塗料での塗装をしました。

塗料の艶消しは艶ありの塗料に比べると、どうしても汚れやすい一面がありますが、艶消し塗料の中でも、極めて汚れにくい、汚れに強い塗料で塗装してますので、長く美観を保てます。


既存壁の汚れなどもあり、色合いは全く一緒にはなりませんが、ほとんど遜色はないです。



新旧で直した跡は分かってはしまいますが、そこまでの違和感もなく、施工完了です。





調査、査定のご相談はお気軽にお問い合わせ下さい。

(有)コートシステム・ヒラヤ

本物思考の品質主義

いつも一生懸命 ただそれだけです

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