松本市・外壁、屋根塗装の料金の違い『作業・工程』

query_builder 2022/03/12
外壁塗装屋根塗装外壁リフォームリフォーム

こんにちは!

(有)コートシステム・ヒラヤの大島です。

松本市で外壁塗装、屋根塗装含め塗装全般に幅広く取り扱っております。




本日は前回に続き、

外壁塗装、屋根塗装の料金の違い。

について、3項『作業 工程』 につてご紹介していこうと思います。



前回、作業、工程について少しお話ししました。

 


いわゆる、作業や工程の総称が工事です。

その工事を行う人は。 『職人』 です。



機械化、オートメーション出来ない工事。



始まりから終わりまで全てが人の手で。


とお伝えしています。




工事に係る、その人の手、時間(日数)これらを省いていけば、

金額はどんどん下がるんではないでしょうか。


ご自身のご自宅に、いつまでも仮設足場が立って、シートがかかっていれば、わずらわしい気持ちは、重々分かります。


しかし、そのわずらわしさと、間違いがない品質を天秤にかけるのであれば、高額な代金を支払うにあたり、言うまでもないと思いますが、、、、

どちらが正解ですか?


安値であっても、年間の出費にしたら失敗できる額ではないと思います、、、、、



1週間や10日で終わる工事に信用できますか?



では、 『作業、工程』 について掘り下げていこうと思います。



・仮設足場が出来てから、先ずは外壁や屋根の洗浄をします。

これについては、何となくイメージしやすい部分かと思います。

エンジンの高圧洗浄機にて、高圧洗浄をします。


間違っても、ホームセンターなどにある様なモーター式ではダメとは言いませんが、ダメです。





・外壁のクラック(ひび割れ)、欠落箇所の補修をします。

これが、家を持たせるために、かなり重要な部分になってきます。

素地調整として、一番大事になる事ですが、クラックの上から補修剤を擦り込む程度では、そのクラックは数年、酷ければ翌年には、元に戻ってしまいます。



クラックの発生する外壁材の代表例が、モルタル構造です。

モルタルの厚みは、平均で訳120ミリです。

クラックの幅が、髪毛2〜3本程度。

割り箸の隙間位でしょうか。



そんな細い隙間に補修剤を刷り込む程度の補修では、クラックの深層部までは届きません。

よってクラックに対する補修と言えません。





・外壁のコーキングの打ち替えをします。

主にサイディング材の外壁に使われています。

パネルとパネルの合わせ目にあるゴムです。


ゴムなので、経年劣化が酷ければ、剥離していたり、ボソボソになっていたりします。

一見、コーキングは地味な部分ではありますが、サイディング材の外壁にとっては、水の侵入を防ぐ為の重要な部分です。


既存の劣化したコーキングを全撤去した後に新たにコーキングを打ち直す作業になります。


ここで重要になってくるのが、既存のコーキングを撤去するか、しないか。



予算を抑えるために、(増し打ち)と言って既存のコーキングを撤去せずに、表面にだけ新規のコーキングを打ち替える方法です。


劣化して、ゴムとして機能していないコーキング材の上から、いくら新しいコーキングを打ち替えたとしても、効果はありません。


サイディング材の厚みは120ミリ。

モルタルの外壁の場合とほぼ同じです。表面的な修繕では効果はありません。





・サビ落としをします。

これは主に金属屋根、霧避け、雨樋など、金属製の物に対して行います。


大体の業者は、先の高圧洗浄のみで、金属のサビ落としまでやりません。

水圧でいくらサビに当ててみても、サビは取れません。


何故なら、サビだからです。

鉄が酸化してサビは発生します。付着物ではないので、高圧洗浄では取れません。


その為の錆止め塗装でしょ?

なんて聞こえてきそうですが、適切な素地調整をしなければ、錆止め塗料の、防錆効果は100%発揮することはできません。



屋根上など、なかなかお客様からは見えにくい部分です。

塗ってしまえばわからない箇所。

だからこそ、そういった部分だからこそ、適切な下地の処理は大切なのです。





・塗料の塗り付け。

塗料の塗り付けについては、塗料のメーカーそれぞれに、 『規定回数、規定塗布量』 があります。



塗り重ねは、ワンデイーワンコートの徹底です。

1日に何回も塗り進める事はありません。


しっかりと塗装膜が硬化、乾燥してからでないと、塗り重ねた意味がなく、塗料が持っている性能の発揮ができなくなります。



塗布量については、ここが難しいところです。

業者の技量が問われる部分です。


塗布量の多い少ないによって、塗装膜の厚みが変わります。


その塗装膜の厚みの違いで、耐久性に大きな差が出てしまいます。


ウエット(塗りたて)の状態からドライ(乾燥)を比べると、

塗膜は乾燥すると、かなり薄くなります。


どんなに厚く塗り付けたとしても、ミクロンの世界です。

目視で確認する事はできません。


目視できない部分だからこそ、塗り付け塗布量は長い耐候性を維持するためには重要視しなければなりません。





抜粋にはなりますが、工事が始まれば、直ぐに塗り出す訳ではありません。



一つ一つの工程ごとに手間をかければ、時間も人足もかかります。



こうした下処理を省けば、金額は下がると思いますが、、、

先の将来の約束は出来ないのかもしれませんね、、、、


物作りに下処理は付き物です。

毎日の料理にしてもそうです。

時短が流行りな世の中ですが、



塗装工事に、その時短は皆無です




次回は4項 『工程の違いで生じる 差 』


について、ご紹介していきます。


工程を省いた工事で生じる差とは何なのか。

時短工事が招く塗装のその後。








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