塗装面の退色について。松本市、外壁塗装、屋根塗装

query_builder 2022/01/10
外壁塗装屋根塗装

こんにちは!

(有)コートシステム・ヒラヤの大島です。

松本市で外壁塗装、屋根塗装、含め塗装全般に幅広く取り扱っております。


今日のお題は、塗装面の退色について、少しお話をしようと思います。


まず、

何故、退色(色褪せ)が起きるのか?

ここを掘り下げていこうと思います。

簡単に言ってしまえば、退色=劣化と言ってしまってもお袈裟ではありません。

酷いものであれば、塗り替え後、5〜6年で退色してしまっている。なんてケースもたくさんあるのも事実です。


では、退色の原因は何か、建物は自然の中に常に晒されています。

その中で一番大きな影響を与えるものと言えば、紫外線です!!

他にも酸性雨、薬品による薬害など影響するものは様々に存在します。

では、紫外線が塗装面に及ぼす影響とは何でしょうか?

塗料の中には、白、黒、黄色、赤、青の色になる原料が入っています。

その原料を透明な樹脂で混ぜ合わせる事で様々な色ができがるわけですが、塗装面に紫外線が当たる事によって、色の原料は『ラジカル因子』に成分変化をします。

このラジカル因子というのが劣化因子とも呼ばれます。

これが退色の原因になります。


ではこの塗装面の劣化速度はどうなのか?


それは、

1  塗装膜の厚みによって変わります。

2  選定する塗料によって変わります。

3  選定する色によって変わります。

4  建物の立地条件に大きく左右されます。

5  地域ごとの紫外線レベルによって差が出ます。


1  塗装膜の厚みとは言え、数値で言えばミクロンの世界です。

肉眼で確認が出来るものではなく、顕微鏡でなければ分からない世界。

これに関しては業者次第!!

塗装膜が薄ければ薄い程、劣化速度(退色)は速くなります。


2  塗料によって差が出る。

これは、大きく分けて3つ(木部、鉄部などの特殊箇所除く)

シリコン樹脂、フッ素樹脂、オルガノポリシロキサン樹脂(無機塗料)のどれを選定するかによって、メーカーが定める期待耐候年数が違ってきます。




(注)フッ素、無機塗料には安価品が多く出回っています。

それらについては、本来の期待性能は望めません。




3  選定する色によって差が出ると言うのは、色の顔料が増えるほど、ラジカル因子(劣化因子)の量も増えます。

なので、鮮やかな色ほど退色(色褪せ)しやすい傾向です。

安価品は、上記同様に、ここにも大きく影響します。



4  大きく開けた場所と建物が隣接している場所とでは、日光の照射時間が一定ではないため差が生じます。

5  日本列島で北海道と沖縄ではその差が大きくなります。


しかし長野県の紫外線レベルは標高も高く、大気も薄いため、全国的に沖縄を抜かして

まさかの1位!!

と言うこともあり、塗料の選定には、実績からの経年変化観察など信憑性に限るものである事を前提とした内容で十分に吟味する必要があります。



小走りにざっと書いています。

ご質問だけでも結構です。気になる点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!!



調査、査定のご相談はお気軽にお問い合わせ下さい。

(有)コートシステム・ヒラヤ

本物思考の品質主義

いつも一生懸命 ただそれだけです。

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住所:長野県松本市小屋北1-15-12

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